昨日店が終わってから早速開封しました。
しかし、よく出来てる。
感心することしかりです。
古くはキーエンスの奴からヒロボーの二重反転の同じようなサイズの奴まで所有してましたが、これが一番作りが良いです。
中国製も馬鹿に出来ないですね。
しかも価格は数分の1ですから。(キーエンスの奴は十倍以上でした)
シャーシはほとんどが金属製。
これは最近のホビーラジコンヘリでもあまり見かけなくなりました。
マストの軸受けの小さなベアリングなんか萌えますよ。(笑)

大きさは本当に手のひらサイズです。
細部も本当によく出来てますよ。

大昔のカルトのバロン辺りを思い出すような構成ですね。
巨大な指が無ければ普通のラジコンヘリだと思っちゃうような構成です。
テールローターは上向きです。

二重反転ローターをそれぞれ二つのモーターで別々に駆動して、回転制御を行うといった最近の流行の方法ですね。
上昇はこの二つのメインローターで行い、回転差を制御することで左右の回転(ラダー)操作を行います。
テールローターは上向きでヘリの姿勢を前傾、後傾させる事で前進、後進の制御を行っています。
二重反転の回転差の制御にジャイロを使っているんだと思います。
ラジコン用ジャイロ言えば昔はタバコの箱半分位でかくて、中に本物のフライホイールが回っていたんですよ。
確かジャイロだけで3万円近くしましたね。
今はたった一つの小さな電子部品だけです。
加速度とか検出する電子素子だけになったようですね。
時代の進歩を感じます。
さて、操縦系も3チャンネルでピッチとヨーは制御出来ますがロールは固定です。
飛ばす前の感想は…。
とにかくこの手のトイラジにしては作りがしっかりしていて重いです。(40g以上あります。)
発泡スチロールを主体に軽く作り簡単に壊れるように作られている従来の物とは設計思想自体が異なります。
多少重くても丈夫に作り壊れないようにする。
持ち運ぶだけで壊れてしまうような華奢なトイラジとは一線を画します。
ある意味大型ホビーラジコンの小型版ともいえますね。

キャノピーやローターも硬いしっかりした樹脂で出来ています。
これで本当に5000円程度の値段なのかと不思議に思いますよ。
まずは充電。
この手の定番、コントローラーに接続しての充電です。(PCのUSBからも充電出来ます)
コネクタが華奢で上手く入れないと接続が出来ません。
コネクタに三角マークがある方が上になります。
この華奢なコネクタが作りの上じゃ唯一の欠点かな?
コントローラーにはエネループを使いましたが全く問題は無いようです。

45分ほどで充電完了。
早速飛ばしてみましょう。

スイッチをオンにするとLEDが派手に点滅します。(笑)
ジャイロの水平感知を行うのでスイッチをオンにしたらすぐに平らな床に置きます。
徐々にスロットルを上げてゆくと機体が後ずさりします。
うーん、どうもお尻が重いみたいですね。
後日、飾りの尾翼を取ってしまいましょう。
そうそう、急激なスロットル操作を行ったりすると安全装置が作動してスイッチがオフになります。
赤外線が外れてしまったり混信した場合もオフになるようです。
その際は一旦スイッチをオフにしてから再度オンにして下さい。
ヨー軸はトリムで調整できるし、反応が速いので制御が比較的簡単ですが、前後は特殊なテールローターによる制御なんで舵がワンテンポ遅れます。
スティックを戻しても舵の戻りがやはりワンテンポ遅れます。
ピッチ軸はトリムが無いのでこれがネックですね。
離陸したてはピッチの舵(一応エレベーターなのかな?)があまり効かないので徐々に離陸させるよりもある程度思い切って高度を取った方が安定します。
一旦浮上してしまえばジャイロの効果でかなり安定したホバリングが出来ますね。
この大きさのヘリとは思えない安定度です。
ただ、ピッチ方向の調整が取れればなぁ。
重心位置で調整するしかないようです。
驚いたのはトイラジというよりかなり普通のラジコンヘリに近いです。
トイラジというよりラジコンヘリの入門機といった操作性ですね。
ただ、ロール軸制御が出来ないのはかえって難しいような気がしました。
後はコントローラーのスロットルのバネが邪魔です。
慣れたら取り除いてしまった方が楽になると思います。
しかし丈夫ですね。
落としてもローターも折れないし金属製のテールブームなんかもびくともしません。
かなりの耐久度だと思います。
かなり高評価です。
この値段なら買って間違いは無いでしょう。
ただしいくつか欠点があります。
気楽なトイラジだと思って買うと失敗するような箇所をいくつか感じました。
とにかく重いのでぶつかるとかなり危険です。
おもちゃ感覚でやると危ない面も持ちます。
小さいお子さんには危険だと思われます。
操作はそれなりに難しいです。
所謂ちゃんとしたラジコンヘリです。
スロットの上下だけで簡単にホバリングができるわけでは無いようです。
この辺りは宣伝が誇張されているような気がします。
しかし、だからトイラジとはいえ挑みがいがありますよ。
ちゃんとしたヘリの飛行になってますから。
重いのでバッテリーの持ちが短いです。
ちゃんと飛ばせると三分程度かな?
10分程度遊べれば最高なんですが…。
とこんな所ですね。
トイラジというには本格的です。
しかもこの値段。
いやはや凄いものです。
これが思うように飛ばせれば本格ラジコンヘリもそれほどは手を焼かないと思いますよ。
課題は軽量化と重心の調整ですね。
後はスケールボディがほしいな。
ヒューズ300程度でも良いから…。